スイープでカーブに沿ったオブジェクトを作成することが多々あると思います。ここでは、そのスイープした後に、カーブに沿ったラインと、分離する側のラインの取り出し方についてです。
例として、以下のようにカーブに対して四角面をスイープしたものを用意します。
![](http://3.91.10.120/wp-content/uploads/2022/09/original-1.jpg)
やりたいことは、
- カーブに沿った方向にある四隅のエッジ
- カーブに対し、垂直にある四角のエッジ
を取り出すことです。
これはどちらもaddノードでできます。ノードは以下になります。
![](http://3.91.10.120/wp-content/uploads/2022/09/node_original.jpg)
addノードの設定をみていきます。共通の設定として、Pointsタブのジオメトリは削除するけど、ポイントは残す、にチェックを入れて、スイープした後の面を削除します。
![](http://3.91.10.120/wp-content/uploads/2022/09/add.jpg)
まず、カーブ方向にある四隅のエッジを取り出すと以下のようになります。
![](http://3.91.10.120/wp-content/uploads/2022/09/corner.jpg)
これにはPolygonsタブのBy GroupよりSkip every Nth pointを選択して、Nにスイープした面の頂点と同じ数字を入れます。今回は四角面でスイープしましたので、四角形の頂点数4を指定します。これは、頂点を4つずつスキップしてつないでいくことになりますので、スイープ方向のエッジをつなぐことができます。
![](http://3.91.10.120/wp-content/uploads/2022/09/add_corner.jpg)
次にカーブに対し、垂直にある四角のエッジを取り出します。
![](http://3.91.10.120/wp-content/uploads/2022/09/each_plane.jpg)
![](http://3.91.10.120/wp-content/uploads/2022/09/add_each_plane.jpg)
これで、引き続きスイープ方向、あるいは、断面方向に加工していくことができます。