なんと表現するのが伝わり易いかなのですが、レンガパターンだけですと、どこも四角で面白くありません。
そこで、個々のレンガの外側の形を少し変えていきます。
具体出来には、レンガの隙間(黒い部分)を変更して、結果としてレンガの形にバラエティを出します。
ここで使うのはWarpノードです。Warpノードは画像を歪ませることができます。ここでやりたいことは、きれいな直線である隙間を歪ませることで、個々のレンガの形を少しずつ変えていくことです。
このノードは2つの入力があります。1つは元のイメージで、もう1つはグレイスケールのグラデーション画像です。このグラデーション画像の色の濃さが歪ませる細かさを決めます。
この例では、グラデーションにはPerlin Noiseノードを使っています。Perlin NoiseノードのIntensityは15です。
このIntensityを30にすると下記のようになります。
ゆれが細かくなりました。要はノイズが細かくなったので、歪みかたも細かくなったわけです。
では、Intencityを15に戻して、WarpノードのIntencityを0.08から0.3に変更します。
こんどは歪む量が増えたのがわかります。
このようにノイズ側で歪むパターンの細かさを、Warp側でその歪む大きさをコントロールできます。