サブスタンスペインターを使うと、実際のメッシュにそって、角をはげさせたり、くぼみにダストを追加するといった表現ができます。
ノーマルマップを使うと、実際にメッシュはないものの、同じような凸凹の表現をすることができます。ここでやりたいことは、ノーマルマップでも同じように、マップの出っ張った部分をはげさせたり、くぼんだ部分にダストを入れます。
1.ノーマルマップのレイヤーを追加
Add layerでレイヤーを追加し、ここではNormal Textureというレイヤー名に変更しました。
2.ノーマルマップの配置
好きなノーマルアップを選択して、Normalにドロップします。マテリアルはnrmのみにします。
大きさを決めて、Flowを100にすると周辺がぼやけるのを防げます。
3.下地の色を追加
ここではSteel Paintというマテリアルをそのまま使いました。
4.ダストを追加
Fill layerを追加します。colorとroughのみにして、適当な色とラフネスを設定。
Add black maskを追加して、Add generatorでDirt generatorを指定。
この時点では、ノーマルの凹凸はありますが、特にノーマルの窪んだ部分にダストが溜まっているという分けではありません。
5.アンカーマスクの追加
Nomarl TextureレイヤーにAdd anchor maskをしてアンカーマスクを追加します。
名前は適当に変更。ここではFace Textureにしました。
6.ジェネレータにアンカーマスクを指定
Dirtジェネレータを開いて、Micro DetailsよりMicro Normalをクリックして、Trueにします。
下にスクロールして、Micro Normalのボタンを押して、開かれるダイアログから、ANCHOR POINTSタブを開き、Face Texture(上記でアナk-ポイントに指定した名前)を選択します。
そしてReferenced channeをNormalにします。
これで完了!
指定したノーマルマップの見かけ上の凸凹に沿って、ダストが追加されます。