ハードボーン

という言葉があるかわかりませんが、ロボットアームのように、堅いものの動きをするためのボーン設定。目標は二足歩行のロボットを歩かせるアニメーションの作成です。

リギングの方法は、フリーチュートリアルでも多数あるのですが、ロボットのように堅いものへのリギング例がほとんどみつけらなくて、ほとほと困りました。

参考にしたのが以下のチュートリアル。

Rigging a Piston in Blender 2.5

一番わからなかったのが、vertexとboneをどのように紐付けるか、というところです。

自分が理解した範囲では、

  1. objectを作成
  2. armatureでボーン作成
  3. armatureの親にobjectを設定(空グループ)
  4. objectのEditモードでvertexグループに該当するvertexを指定
  5. armatureのposeモードで遊ぶ

となります。

では、自分のやっとことのログです。

まずは、object作成。cylinder3つで構成してます(1つのcylnderを3つに分けているようにみえますが、違うvertexです)。

111028stick1.png

objectモードで見るとこんな感じ。

111028stick2.png

armatureを追加して、3つのボーンを追加。

111028stick3.png

Objectモードで、object→armatureの順に選択して、Ctrl+Pでメニューを出し、以下のものを選択。

111028stick4.png

あとあとの為に、以下のようにボーンに名前をつけます。

111028stick5.png

Objectを選択し、Editモードに突入。

Vertex Groupの欄に先ほどボーンの名前が出て来ます。

111028stick6.png

例えば真ん中のvertexをmiddleという名前のボーンに紐つける場合です。

Editモードで真ん中のvertexを選択し、

111028stick7.png

Vertex GroupにあるMiddleを選択して、Assignボタンを押すだけ。

これでひもつけが完了します。

111028stick8.png

どこがひもついているかは、Weight Paintモードでも確認できます。

該当するvertex groupを選択するとひもついたvertexが赤色に変わります(ほんとはこのモードはペイントでボーンの影響の重さ付けをするものです。今回はここがきっちり色がわかれていればOK)。

111028stick9.png

あとは、armatureのPoseモードで動かしてみると結果がわかります。

111028sticka.png

わかってしまうとなんでもありませんね。でも、わかるまでがそれぞれの概念と操作方法がわからずで、動かしてもとんでもない結果になってました。

チュートリアルが豊富なのはいいのですが、こういった簡単なものもあるといいですね。

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